田辺商工会議所では、今年度、南紀みらい㈱と田辺市との連携で、外貨獲得のひとつとして、地場産品の首都圏での販売について研究を重ねており、5月29~31日の三日間、都内現地調査を実施。商店街や貸しスペースの立地調査、商店街からのヒアリングなどを行った。
現地では、本年2月に田辺市を訪れ交流を図った用賀商店街(世田谷区)を訪問し、商店街としての各種取り組みの現況や、商店街が運営する陸前高田市のアンテナショップについて、商店街役員やスタッフから聞き取りと意見交換を行った。
また、吉祥寺では、武蔵野市との友好都市8地域の産物を扱うアンテナショップ「麦わら帽子」の店舗マネージャーから、直接現状や課題について話を聞いた。
販売の現場としては、産地が売りたいものよりも、消費者から求められているものを、きちんとした売り手の意思を持って販売できるかがポイントとし、過去も含め都内各所に点在するアンテナショップでは、なかなかそうはいかない難しさを指摘。他にも実店舗を持つリスク、運営主体のありようや現地の体制など検討事項が浮き彫りとなった。
具体的な出店候補としての貸しスペースについては、これらの地域のほかに、都内数カ所について、民間運営の施設も含めて、人通りの数だけでなく、客層や周辺環境、生活感の有無などを調査した。
今後は、これらの調査結果を踏まえ、地場産品の販売方法やルート、店舗の持ち方などについて検討を重ね、秋までには試験的な販売にこぎつけたいとしている。

扇ヶ浜総合開発特別委員会(濱口公一委員長)は、4月26日に移動水族館「青い海の水族園2011inコンベックス岡山」への視察事業を実施。橘会頭、濱口委員長以下12名が参加した。
当事業は、現在すさみ町にある「エビとカニの水族館」の田辺市扇ヶ浜移設を核とした扇ヶ浜の総合整備を検討・推進する「扇ヶ浜総合開発特別委員会」の設置が3月29日の当所通常議員総会にて承認された事を受け企画されたもの。
同会場での移動水族館開催は昨年に続いて2回目。昨年は19日間で約6万6千人を集客し、イベント関係者の注目を集める一大イベントとなっている。
会場を訪れた一行は、「エビとカニの水族館」森拓也館長から、同館の大きな収益源となっている「移動水族館」事業の運営手法や展示内容の説明を受けると共に、現在作成中の移転プランについての打ち合わせを行なった。
当委員会では、今後9月末を目途に水族館の移設を核とした扇ヶ浜の総合整備に関する提言書を作成。行政に提出する予定。

9月10日、若手後継者等育成事業の一貫として中田食品㈱の見学を行った。今回は4月の秋津野ガルテン視察研修に引き続き2回目。
当日は県内5つの商工会議所女性会より約30名が参加。工場見学、ビデオ観賞の他、中田肇会長との懇談会を行った。
初めに中田食品㈱の創業から現在に至るまでの歴史などについて講演していただき、懇談会では梅の種類、梅の漬け方についてなど、梅干しに関するさまざまな質疑応答が行われ、和やかで大変有意義な時間となった。
今年度の県内女性会事業としては他に講演会を予定している。

3月12日、国際協力機構(JICA)が実施する青年招聘事業により来県したトルコ共和国の地域経済振興に携わる行政官・経済団体職員など20名が田辺商工会議所を訪れ研修を行った。
研修では、当所の中田専務理事より田辺市の歴史、概況および商工会議所が行っている業務について説明がおこなわれ、質疑応答では「商工会議所への入会資格は?」「経営指導員が行う指導とは?」など矢継ぎ早に質問が飛び出し、有意義な研修会となった。
研修に参加した、トルコ共和国の研修員からは「トルコにも商工会議所がある。日本の商工会議所がどのような業務を行っているか理解することができた。今後も日本とトルコの懸け橋となるよう頑張っていきたい」との声が聞かれた。

当所職員より説明を受ける島根県下商工会議所経営指導員の皆さん

田辺商工会議所では、近い将来、発生が予想される東南海大地震等による文里港周辺の津波対策を考える一助とするため、さる、10月14日(水)に静岡県沼津市の沼津港に設置されている大型展望水門「びゅうお」の視察研修を実施した。
田辺商工会議所では地域開発委員会と田辺港湾開発特別委員会の両委員会を主幹に、予てより文里周辺整備の一環として、田辺・白浜をつなぐ文里湾架橋や津波対策を含めた文里湾「湾岸道路」の整備等、文里港湾整備事業として様々な具体策を検討し提案してきた。
今回の視察研修もその一つとして、今後の検討課題とするため実施したもので、中田肇会頭以下正副会頭、役員、議員など総勢22名が参加した。
当日は静岡県沼津土木事務所港湾課の齊藤課長から、建設にいたる経過や沼津市の防災対策や救急体制など、具体的な説明を受けながら水門「びゅうお」や周辺に設置される水害対策の関連施設などを見学した。
視察した大型展望水門「びゅうお」は、沼津港の外港と内港を結ぶ航路から進入する津波から沼津市内を守るため建設されたもので、安政東海地震津波級を想定(約5m)し対応するとして、幅40メートル、高さ9.3メートル、重量406トンで日本最大級となる。
また、万一、地震が発生し、地震計が震度6弱以上を感知すると、水門扉が急降下して閉鎖する自動制御システムとなっている。
視察を終えた杉若雅宣地域開発委員長は「今回視察した沼津港湾は地理的にも規模的にも文里港湾と似ており、視察した水門や周辺施設は非常に参考になった。委員会では今後も様々な検討を重ねていきたい。」と話した。

当所の全国展開プロジェクトについて説明を受ける射水商工会議所商業・観光委員会の皆さん

田辺異業種交流会(鳥淵健代表幹事)では、9月7日~8日、大分県豊後高田市の視察研修を実施し18名が参加した。

田辺ほんまもん発信推進協議会では、9月17日・18日にかけて、高知市内の木曜市や産直店、ひろめ市場などの視察研修を行った。視察では高知市役所の担当者から解説を受け、現地を見学した。
高知では県や市の行政機関が地産地消に注力しており、地元の農産物を飲食サービスに利用する事業の支援や、産直店マップの制作などを行っている。
また高知市では公道を開放し、週に4日街路市が実施されており、生産者自らが、自分が育てた農産品を販売している。出店者が一番多い日曜市では、約500件のテントが並び、市民の台所となっているとともに、多くの観光客も集めている。
ほんまもん発信推進協議会では、高知の取り組みを参考に、弁慶市や産直店との連携を図っていきたいと考えている。
写真:生産者のテントがずらりと並ぶ木曜市

12月青年部だより

12 月 10, 2007 | Comments Off


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