田辺商工会議所では、今年度、南紀みらい㈱と田辺市との連携で、外貨獲得のひとつとして、地場産品の首都圏での販売について研究を重ねており、5月29~31日の三日間、都内現地調査を実施。商店街や貸しスペースの立地調査、商店街からのヒアリングなどを行った。
現地では、本年2月に田辺市を訪れ交流を図った用賀商店街(世田谷区)を訪問し、商店街としての各種取り組みの現況や、商店街が運営する陸前高田市のアンテナショップについて、商店街役員やスタッフから聞き取りと意見交換を行った。
また、吉祥寺では、武蔵野市との友好都市8地域の産物を扱うアンテナショップ「麦わら帽子」の店舗マネージャーから、直接現状や課題について話を聞いた。
販売の現場としては、産地が売りたいものよりも、消費者から求められているものを、きちんとした売り手の意思を持って販売できるかがポイントとし、過去も含め都内各所に点在するアンテナショップでは、なかなかそうはいかない難しさを指摘。他にも実店舗を持つリスク、運営主体のありようや現地の体制など検討事項が浮き彫りとなった。
具体的な出店候補としての貸しスペースについては、これらの地域のほかに、都内数カ所について、民間運営の施設も含めて、人通りの数だけでなく、客層や周辺環境、生活感の有無などを調査した。
今後は、これらの調査結果を踏まえ、地場産品の販売方法やルート、店舗の持ち方などについて検討を重ね、秋までには試験的な販売にこぎつけたいとしている。


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